2018/01/22

赤ちゃんが入院中のママ!ロタウィルスの予防接種には接種期限があります!

はじめに

出産後、赤ちゃんがNICUやGCUに入院されているママは、日々搾乳や赤ちゃんの面会で精神的にも肉体的にも大変な日々だと思います。

そのため、なかなか他のことを考える余裕が無いですよね。

しかし、今日は、できれば赤ちゃんが退院した後に後悔又は焦らないで済むように知っておいて頂きたいことがあります。

それは、ロタウィルスの予防接種には接種期限があり、赤ちゃんが産後長期に入院しているとこの接種期限が過ぎてしまうことがあることです。

ロタウィルスとは

非常に感染力の強いウィルス。乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因

・日本では6歳未満の小児のうち年間約80万人(100人あたり11人)が、ロタウィルス胃腸炎だと診断されています。

ロタウィルス胃腸炎の症状

◎激しい下痢や嘔吐

※1~3日潜伏期間があり下痢が始まります。ロタウィルスに感染すると、約1週間、便と一緒にロタウィルスが排泄されます。

◎白っぽい米のとぎ汁のような水様便を大量に一日に何度も排出する

◎微熱を伴うことがある

ロタウィルス胃腸炎の治療

◎ロタウィルス自身をやっつけるお薬は存在しません

そのため、嘔吐や下痢の症状に対して、水分補給等の対処療法がとられるだけです。体内のウィルスを追い出さないと病気が治らないので、下痢止め等もほとんど処方されません。

ロタウィルス初感染時は、非常に重症化しやすいです。

重症化すると激しい嘔吐や下痢により水分補給が充分にできず脱水症状に陥ります。このような場合には、入院治療が必要です。

 感染の原因

唾液や便などの排泄物からロタウィルスが口に入る経口感染が原因です。

※保育園等で誰かが嘔吐すると、その場にいたほとんどの人が感染することは本当によくあることです・・・・。ベテランの先生は強いですが。。

ロタウィルス胃腸炎でママが困ること

◎非常に感染力が強いのでママをはじめ家族もかなりの確率で感染する。

◎ママは嘔吐下痢をしながらも、嘔吐物の始末や頻回のオムツ替えをして子供の看病をすることになる。

重症化すると入院治療が必要になる(早産時や小さく生まれた赤ちゃんは重症化しやすい)。

◎下痢が続くので子供のお尻がただれる。さらに機嫌が悪くなる。

◎低月齢又は低年齢の保育園児であれば1週間はお休みすることになるので、ママやパパも会社をかなりお休みする

※ロタウィルス胃腸炎は年配の方も重症化しやすいです。そのため、ママやパパの代わりに、おじいちゃんやおばあちゃんに看病してもらうのはあまりおすすめできません。

ロタウィルス胃腸炎の重症化を予防するワクチンが登場

日本でも2011年11月からロタウィルスの予防接種が受けられるようになりました。

それまでは、当然のことながら、ロタウィルスに感染したら、ただただ、子供の下痢と嘔吐と戦うのみでした。

私も第1子育児中は予防接種がなかったので、保育園でロタウィルスに感染した我が子を、自分も嘔吐しながら1週間会社を休んで看病しました・・・。

そのときに、アメリカでは予防接種があることを聞き、とても羨ましく思っていました。

ロタウィルスの予防接種は「任意接種」

この待望の予防接種が日本でも受けられるようになったのですが、この予防接種は「任意接種」です。

「任意接種」のワクチンは、接種するかどうかを赤ちゃん(子供さん)の保護者に任されているワクチンで、全額自己負担です。

そして、このロタウィルスの予防接種の費用は、かなりの高額です。

予防接種のタイプ、回数、接種期限

ロタウィルスの予防接種には、2種類あります。2回接種するタイプと3回接種するタイプです。

そして、そのいずれにも、接種期限があります。つまり、予防接種期限が過ぎていると、ロタウィルスの予防接種を受けたいと思っても受けられないのです。

★予防接種のタイプ:ロタリックス

ⅰ)接種回数:4周間隔で2回接種

ⅱ)接種期限:遅くとも生後3カ月半過ぎ(生後14週6日)までに1回目生後6か月(生後168日)までに2回目を接種

※※生後24週以降は接種することができません。

ⅲ)価格:1回 15000円前後→2回接種すると 30000円前後

★予防接種のタイプ:ロタテック

ⅰ)接種回数:4週間隔で3回接種

ⅱ) 接種期限:遅くとも生後3カ月半過ぎ(生後14週6日)までに1回目、生後8か月(生後224)までに3回目を接種

※※生後32週以降は接種することができません。

ⅲ)価格:1回 10000円前後→3回接種すると 30000円前後

長期入院していた赤ちゃんは、接種期限を逃してしまうことも

このように、ロタウィルスの予防接種には、接種期限があります。

そのため、NICUやGCUに長期間入院していた赤ちゃんが、退院後、ロタウィルスの予防接種を受けようとしても、2回目又は3回目の予防接種が接種期限を超えてしまう場合には、接種できません

なお、予防接種は、修正月齢ではなく実月齢で接種します。

NICUやGCUに入院したいた赤ちゃんこそ、予防接種を打って、ロタウィルス胃腸炎の重症化を予防したいところなのに、非常に厳しい条件ですよね。

しかし、この期限もやみくもに設けられたものではなく、この接種期限を過ぎてから接種すると、「腸重積」の発生リスクが高まるとされているからです。

そのため、赤ちゃんが入院中のママ、又は、妊娠中のママは、このことを気に留めておいてください。

病院にもよりますが、長期の入院の場合、入院中の病院で予防接種に対応してくれる病院もあります。

いずれにしても、赤ちゃんに産後2か月以上入院が必要な場合には、入院中の病院に予防接種について相談してみましょう。

また、かかりつけの病院で接種をする場合にも、取り寄せ等が必要になる場合が多いですし、いずれのタイプのロタウィルスワクチンを取り扱っているかによって接種開始時期が異なりますので、早めに確認しておきましょう。

さいごに

我が家は、双子にロタウィルスの予防接種を打ちました。

そのため、合計約6万円支払いました・・・・。この費用は、我が家では医療費控除の還付金を充てました。かなりの高額なので、費用の捻出に頭が痛いですよね。


 

そのため、この予防接種を予定されている方は、

・児童手当をこの予防接種に使う

・出産祝いを予防接種に使う

・帝王切開や管理入院で入院給付金をもらった場合は、そのお金を予防接種に使う

といったように、考えてみてください。


 

こんなに高額なのに打った理由は、第1子が保育園に入った年の冬に感染し、本当に大変だったからです。

感染力も強いので、これに双子が同時又は時間差でかかったら・・・・と考えると恐ろしくて、高額ですが打ちました。

ご家庭で検討されて、接種する場合には、早めに病院に一度相談してみてください。

にほんブログ村 子育てブログ 双子へ
にほんブログ村

にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ
にほんブログ村