2018/01/22

子宮を温存できる「先進医療:高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術」を実施している病院は!?先進医療だと手術費用はどうなる!?

1.「子宮腺筋症核出術」を受けることも検討し始めました

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①現在の「子宮腺筋症」の標準手術は「子宮全摘出術」

現在、「子宮腺筋症」を完全に治す(根治させる)治療方法は、「子宮全摘手術」です。つまり、「腺筋症」のある「子宮」を体内から取り除いてしまう手術です。

子宮を体内から取り除いてしまうので、体内から「腺筋症」はなくなります。そして、それまで「腺筋症」の症状として表れていた強烈な生理痛や月経過多による貧血から解放されます。

「子宮腺筋症」は、経産婦(出産を経験したことのある女性)が発症する場合が多いため、既に子供がいるのであれば、胎児を宿すための臓器を取り除いても良いだろいうという考えに基づくものだと思います。

なお、基本的にお医者さんは、卵巣で女性ホルモンは生成されているので、「子宮」を体内から取り除いてもホルモンバランスは崩れないとの見解を示しています。

②「腺筋症」の病変部分のみを取り除く「子宮腺筋症核出術」

しかし、「子宮腺筋症」を発症する女性がすべて経産婦というわけではありません。今後、妊娠・出産を希望する女性もたくさんいます。

また、経産婦でも、できれば子宮を残したいと思う人もたくさんいます(私もそうです)。だからこそ、副作用の強い薬物治療にも耐えているとも言えます。

このような現状の中、日本で2つの病院でだけ、「子宮腺筋症」の病変部分のみを取り除く「子宮腺筋症核手術」を実施している病院があります。

この「子宮腺筋症核手術」の画期的なところは、子宮を温存しつつ、腺筋症の病変部分のみを取り除くため、病変部のない子宮を取り戻すことができるところです。

ただし、再発はゼロではありません。また、術後の子宮が腺筋症になる可能性も十分にあります。

2.「子宮腺筋症核手術」が「子宮腺筋症」患者の希望の治療である理由

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子宮腺筋症の大きな悩みは、子宮腺筋症による「月経時等の激痛」や「月経過多」が耐えがたく薬物治療をするものの、この薬物治療に用いる薬の副作用がこれまたキツイというところだと思います。

「月経時等の激痛」や「月経過多」も「治療薬の副作用」も、全て、日常生活に支障をきたしますし、また、外見上には表れないので、周りに理解されにくいというところもまた悩みの1つだと思います。

そのため、この困難な状況をなんとかしたい!しかし、子宮全摘出術を受けるのは非常に葛藤が大きい!!という人にとって、「子宮腺筋症核手術」は非常に希望のある治療です。

3.「子宮腺筋症核手術」を実施している病院は2つ

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現在、「子宮腺筋症核手術」を「先進医療」として実施している病院は、「霞ヶ浦医療センター」と「東大医学部付属病院」の2つだけです。

そのため、どちらの病院も外来予約が非常に混み合っています。

現状、「霞ヶ浦医療センター」は、月に1度、翌月の子宮腺筋症の外来予約が取れる日があり、

「東大医学部付属病院」は、紹介状が手元にある状態で、2か月半先に予約の空きがある状態でした。

私は、今、どちらの病院も受診して、「子宮腺筋症核手術」について検討しようと思っているのですが、どちらもまだ予約が取れていないというのが現状です。

4.「子宮腺筋症核手術」の手術費用は?入院費用は??

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①「子宮腺筋症核手術」は「先進医療」

「子宮腺筋症核手術」は、国(厚生省)が認めた「先進医療」に該当します。

「先進医療」だと普通の「手術」と何が違うかというと、健康保険が適用されません。普通の手術であれば、手術費用が100万円であれば、健康保険証の提示で3割負担になり、さらに、高額療養費制度の利用で、他の入院費等と合わせて、限度額まで(例えば、約10万)の負担となります。

高額療養費制度のことについては、コチラの記事に書いてありますので、参考にしてみてください。

これに対して、「先進医療」に該当する「手術」の費用は、一律となり、健康保険が適用されません。さらに、健康保険が適用されないので、高額療養費制度も利用することができません。

ただし、「先進医療」に認められたことにより、本当に健康保険が適用されない手術費用よりは安価な価格設定になっていますし、手術以外の入院や検査費用に対しては、健康保険が適用され、高額療養費制度を利用することができます。

②袖ヶ浦医療センターの「子宮腺筋肉症核手術」の手術費用と入院費用

袖ヶ浦医療センターの子宮腺筋症核手術」の手術費用:一律30万1000円

入院費用:約20万(健康保険適用後)

入院費用は、大部屋利用でだいたいこれぐらいだそうです。ただ、この入院費用については、高額療養費制度を利用することができるので、自己負担額は限度額までとなります。

②東京大学医学部付属病院の「子宮腺筋症核手術」の手術費用と入院費用

 東京大学医学部附属病院の子宮腺筋症核手術」の手術費用:一律35万2500円

入院費用:?

入院費用については、問い合わせると、「お答えできません。」と言われましたが、この入院費用については、国立病院ですので、袖ヶ浦医療センターとそう変わらないと思います。さらに、同様に、入院費用については、高額療養費制度を利用することができるので、自己負担額は限度額までとなります。

5.「子宮腺筋症核手術」の手術・入院に対する「医療保険」の補償は!?

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このようにいずれの病院で「子宮腺筋症核手術」を受けた場合でも、高額療養費制度を使って、約40万~約50万の手術・入院費用が必要になることがわかりました。

保険マンモスさんに相談すると、その時に加入していた医療保険の内容が古い上に高額だと指摘され、医療保険を掛け替えました。

そこで、今回、掛け替えた医療保険が「子宮腺筋症核手術」の手術と入院をどのように補償してくれるか保険会社に問い合わせていました。

ちなみに、

私の医療保険の内容は、

  1. 入院一日5000円給付
  2. 手術1回につき5~10万円の給付
  3. 女性疾病特約
  4. がん特約
  5. 先進医療特約

ただし、2年前に帝王切開術をしているので、異常分娩等は補償対象外

このような内容でした。そのため、

「子宮腺筋症核手術」の手術と入院をした場合、

  1. 入院1日につき5000円が支給
  2. 手術は術式により異なるが10万か20万の子宮
  3. 女性疾病特約に該当するので入院1日につき5000円子宮
  4. がん特約は関係なし
  5. 先進医療に該当するため手術費用分子宮

なお、今回の手術・入院は、異常分娩ではないので、保障されます。

このように現在の私の加入している医療保険から、

  1. 「子宮腺筋症核手術」の手術費用
  2. 入院一日10000円の子宮
  3. 手術給付金が10万円か20万円子宮

されることがわかり、家計に負担がかからないと思うと、ほっとしました。

これで安心して「子宮腺筋症核手術」を受けることを前向きに検討できます。


☆余談ですが・・・

ちなみに、掛け替え前の医療保険の内容は、条件の1と2のみが補償内容でした。現在の医療保険の内容は、この条件1~5の内容で、以前の医療保険とほぼ保険料は変わりません。

医療保険の掛け替えをしていなければ、「子宮腺筋症核手術」の手術費用と入院費用の半分くらいは自腹になっていたと思うので、医療保険を掛け替えておいてよかったと実感しました。

また、「帝王切開術」を受けていると子宮に関わる全ての疾患や手術が医療保険の補償の内容から外されることもあります。しかし、私のように、異常分娩だけを補償の内容から外される場合もあります。

そのため、医療保険に加入する場合には、保障内容が外される部分ができるだけ少なくて済むように、FPさんに交渉してもらいましょう。

私は保険マンモスさんの無料相談で、FPさんを紹介してもらいました。


保険マンモス

保険マンモスさんでの保険の掛け替えの記事については、こちらにまともています。

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