「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」感想:服好きに胸を張れるようになる本。


イラストレーターの松尾たい子さんのお洒落本「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」を読みました。

クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと [ 松尾 たいこ ]

そこで、今回は、この「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」を読んだ感想をご紹介します。

「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!」に共感できる人

まず、この本は、お洒落なワードローブの揃え方やお洒落コーディネートの方法を教えてくれる本ではありません。

また、洋服を買わないチャレンジをして、ミニマリストに到達する本でもありません。

この本に共感できる・ワクワクできる・自分もチャレンジしたいと思える人は、お洒落・服が好きで毎シーズン毎シーズン服を買い、自分で把握できないほどの服がある人です。

逆に、必要な時に必要な服を買う人・服にそこまで興味の無い人・ノームコアや制服化などのミニマルファッションを極めたい人は共感できる部分は少ないと思われます。

松尾さんの1年間服を買わないチャレンジのルール

松尾さんがトライした1年間服を買わないチャレンジのルールは、

  • 1年間新しい服を買わない。
  • 小物(靴やバッグ)は買ってもよい。
  • 衣装は買ってもよい。

著書では、この期間中にのご自身の心境の変化や服に対する思い、一方で、買った衣装や小物を紹介されています。

そして、現在、松尾さんは、東京・福井・軽井沢の三拠点生活を送っていらっしゃるそうで、その動機や様子も書かれています。

とても有名なイラストレーターでいらっしゃるので、製作過程では苦労やプレッシャーも沢山おありだと思いますが、そういった雰囲気は一切無く、「お洒落女子が明るく1年買わないチャレンジやってます!!」といった雰囲気満載でとても楽しんで読めます。

松尾さんは、折に触れて、自分の作品も明るくポジティブなものにしたいとおっしゃってるので、本にもそれが現れているなぁと思いました。

松尾さんの1年間服を買わないチャレンジ=服好きを肯定できるチャレンジだと思った

 

私は、このブログでお洒落のことを書き、日々、お洒落にうつつ人間です。要は、この本の内容が刺さる人間です。

そんな私がこの本を読んで、松尾さんの1年間服を買わないチャレンジをは、服好きであることに胸を張れる・服好きである自分を肯定できるようになるチャレンジだと感じました。

その理由を書いています(ちょっと長いです・・)。

お洒落にうつつを抜かす自分が愚かしいと思う自分

服は、日常の必需品。なので、服を買うことは日常の必需品を買う行為です。

で、世の中には、実際に、その枠を超えずに粛々と服を買っている人がいます。

しかし、その一方で、服はその人の印象をつくるお洒落アイテムにもなります。

服をお洒落アイテムとして認識すると、服は必需品的な要素を超え、趣味・娯楽・思考・表現のためのアイテムに映ります。

で、お洒落アイテムとしての服は、必要な数を超えることもありますし、どんどん高価になることもあります。その結果、お洒落=散財の公式が出来上がります。

世の中不況ですし、安価な服だって沢山ありますし、ミニマリストという言葉も台頭しています。

私は母親になり、子供たちにたくさんお金がかかります。

そんなこんなで、私は、なんとなくお洒落にうつつを抜かしている自分が愚かしく思うことが多くなりました。

自分が愚かしいと思ったのは買い物の失敗

でも、思えば、体調が悪い日でもお気に入りの服を着ることで、なんとか仕事を切り抜けられた日もあります。

気分のアガル服で出かけたことで、旅行がより一層良い思い出になったことだってあります。

やっぱりお洒落は自分の味方です。自分にとっては、お洒落=大事なものなはずです。

じゃぁ、いったい、何に対して愚かしいと思っていたのでしょうか?

それは、自分の本当に好きだと思うものを買えなかった買い物の失敗です。

服好きだからこそ服の買い物で失敗する

ちょっといいかも♪と思って買った服、SNSや雑誌に釣られて買った服、深く考えずに買った服。

こんな服は結局あまり着ないまま処分するハメになります。

で、服に対して「ちょっといいかも♪」と思うって衝動買い・ストレス発散買いする人。

SNSや雑誌の服にすぐに萌える人。

こういう人は、服好きな人(つまり私)です。

つまり、衝動買いや誰かの影響を受けての買い物の失敗って、実は、服好きの人にしか起こらない失敗なんです。

しかも、こういう失敗を何度も繰り返してしまうので、だんだん服好き=愚かしいとなっていました。

1年間服を買わないチャレンジで服好きを肯定できそうだと思う!

こんな心境の時にこの松尾さんの本を読んだわけですが、松尾さんは、1年間服を買わないチャレンジを通じて、"自分の好き"が明確になり、ちょっとやそっとの服ではなびかなくなられていきます。

しかし、このまま必要最低限の人になるのかな?と思いきやそうではありませんでした。

松尾さんは、1年間服を買わないチャレンジをした後に、高らかに、ミニマリストにはならないだろうし、もっと服が好きになった!自分の世界観を確立したワードローブを構築する!!と宣言されています。

この松尾さんの1年間服を買わないチャレンジでの変化と同時に変わらないお洒落への気持ちから、1年間服を買わないチャレンジは、服好きであることに胸を張れる・服好きである自分を肯定できるようになるチャレンジだと感じました。

※※※

私も2019年1月1日からこのチャレンジを始めてみようかと思っています。

クローゼットの中はそんなに服は無いのですが、1年後の自分の心境を知ってみたくなっているんです。

お洒落が好きで、

  • なんでこんなに買ってしまうんだろう。
  • いっぱい服があるのに着る服が無い。
  • 今の状況を打開してもっとお洒落になりたい。

といった悩みがあるあるなら、この本を読んで1年間買わないチャレンジをしてみてはいかがでしょう??

※※※

その他のお洒落本のレビュー記事も書いています。

自分のワードローブを活かせるように整理する方法なら、ミランダ母ちゃんや小林直子さんの本がとても参考になります。

ミランダ母ちゃんと小林直子さんの本のレビュー記事:

ミランダ母ちゃんと小林さんの指南通りにクローゼットを整理した記事

ワードローブ整理で見つけた着ない服は、早急に処分してしまいましょう。

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